KOKOROZASHI INTERVIEW

沖縄の通信インフラを築き上げた「地元に全力」企業、沖縄セルラー電話株式会社

沖縄セルラー電話 株式会社

「地元に全力!」というキャッチコピーを掲げ、総合通信事業を中心とした事業を展開している沖縄セルラー電話株式会社。沖縄のどこにいても、スマートフォンやPCなどのマルチデバイスを通じて情報のやりとりができる環境を作り出している仕事について、会社のことについて、技術部・CS部・人事部の3名にインタビューしてきました!

 

まずはじめに、技術本部技術部基地局建設2グループ 高良央さん(琉球大学卒)からお話をうかがいました!

沖縄に与えるインパクトの大きさが、決め手だった。

琉球大学の工学部に在籍していたこともあり、就職活動中はビールメーカーや、電力会社、メディア系など、なんとなくイメージの中で技術職がありそうな会社を中心に受けていました。受けていた企業群からすると、沖縄セルラーは今とは違ってそんなに知名度の高い会社ではありませんでした。合説ではじめて話を聞いて、通信事業は今後更に情報化が進む社会のなかではとても大事な仕事だろうなという印象を受けました。正直、具体的な仕事のイメージは全くついておらず、パンフレットを見ても、説明会を聞いても、特殊な仕事なんだろうなと思ったくらいでした。ただ、当時から沖縄セルラーは「地元に全力」という言葉を掲げていたこともあり、私自身も社会に出て働くなら沖縄の経済発展に貢献できるような仕事をしたいと思っていたので、沖縄セルラーに入社を決意しました。同じ学科では「電力や水道などのインフラ会社の方が安定性が高い」というイメージを持つ人が多かったのも事実ですが、私にとっては社員数が当時100名くらいにも関わらず、これほど沖縄にとってインパクトのある仕事ができるというのも魅力でしたね。

社会インフラのルールづくりが、私たちの仕事です。

入社初日から東京にある親会社のKDDIで3ヶ月の研修を経て、4カ月目からはKDDIに出向し、「LTE」という当時最新の通信技術を世の中に広めていく上での運用ルールを構築するという仕事から、私のキャリアはスタートしました。その後3年目に沖縄に戻り、実際に保守部門として工事が安全に行われているか、基地局が稼働する上で問題がないかを管理する仕事や、回線の通信速度を高速化する仕事など、様々な業務を経験してきました。現在はまた入社当初同様、最新の通信技術を世の中に広めていく上での運用ルールを構築する仕事に携わっています。

沖縄セルラーでの技術職は世の中一般のエンジニアの仕事とは全然違って、どちらかというと「ルールづくり」の意味合いが大きいと思っています。以前であればLTE、今だと5Gといったように、これから世の中に出て広まっていくであろう新しい技術が、実際に社会で使われインフラになっていく上でのルールを考えるのが僕たちの役割なんです。基地局を作ることや、実際にお客様が使用する中で発生しそうなエラーやトラブルも考慮し、関係各所と協議を行いながら、細かく運用のルールを作り上げていきます。沖縄県内どこにいても電波が入るようエリアの穴をなくし、台風が起きてもケータイが使えるように日々取り組んでいます。通信速度の高速化や、いつでもどこでも切れないような質の高いエリアを作り上げて、実装していくこと。そういう通信インフラを整備していくことが僕たちの仕事になります。

沖縄に特化しているからこそ実現できていることがある。

通信キャリア(KDDI、docomo、SoftBank、楽天)の中でも沖縄セルラーの面白いところは、沖縄に本社を構えているという点にあると思っています。通信事業全体の基本方針を決めるのはもちろんKDDIですが、沖縄での運用は私たちに任されている部分が多くあります。それがどう沖縄セルラーの面白さに繋がるかというと、例えば全国規模だと、新しい技術は東名阪や都市部などから順に展開されるのが通常です。しかし沖縄は、当社が本社として構えているので、沖縄セルラーの社員でエリア整備計画の方針を決めることが出来ます。そのため「沖縄のため」に沖縄全域を網羅するように計画を立ててエリア構築を行うことができることが魅力の一つです。このように、実は日本全国で見ても新しい技術が、沖縄にはスピーディに展開されていることがあります。これも沖縄セルラーが存在していることの価値なのではないでしょうか。

そんな仕事の中で、私自身にとって忘れられない事としては、光回線の通信速度を100Mbps(通信速度の単位)から1Gbpsの10倍の速度に引き上げるという仕事に携わったことです。当時の感覚でいうと1Gbpsってすごい数値だったので、本当にこんな速度に引き上げられるんだろうかという思いもありました。実際に世に出す前に、まず実験的な意味合いも込めて、一番最初に沖縄セルラー本社ビルに敷設している光回線の通信速度を上げ、測定しました。日中は社員がケータイやパソコンを使っていることもあるので、切り替え作業を行なったのは夜中の2時でしたね。沖縄セルラー社員や協力会社が集まり、みんなで通信速度を測る機器を見ていました。切り替えた瞬間、通信速度がどんどん上がっていくのを見て、新しい技術が世の中に飛び出していく瞬間を体感できたあの時の経験は、言葉にし難いほどの喜びが詰まっていましたね。

仕事のやりがいは、貢献できる範囲が広がること。

僕にとってこの仕事のやりがいは、自分たちが考えたルールでインフラが広がっていくということに尽きると思っています。沖縄中どこでも電波が入るようになり、サービスを受けられる人が増え、貢献できる範囲が広がっていくというところが何よりも喜びです。それに加え、沖縄セルラーでの仕事の面白さは、自分が考えたアイデアが会社に認めてもらえると、主担当として方針策定から自分で取り組め、自身で決めたことが運用ルールになるという点もあります。責任も大きくプレッシャーを感じることもありますが、それくらい大きなことを仕事にできるというのはとても面白いことなんじゃないかと思っています。

これから先自分のキャリアとしては、あと数年経つとマネジメント(管理職)を担う立場になっていくと思います。今までのように現場で自分のやりたいことをするプレイヤーではいられないと思いますので、今まで自分がやってきたことを後輩に伝えながら、僕自身がやりたかったことも含めどんどん後輩たちに任せていけるようにしたいです。僕自身、自分がやりたいことをどんどん発言していくタイプだったので、少なくとも自分の部下になる人たちに関しては、同じように言いたいことを積極的に言えるような、そんな環境を作っていけるようになりたいですね。

 

ありがとうございました。では次に、CS部お客様サポート推進グループ 石川凉子さん(琉球大学卒)からもお話聞いてみましょう。

課題解決、企画を考える仕事に憧れて。

就活の時は、大学でマスコミ学について学んでいたこともあり、企画職への憧れや、マスコミや広告といった仕事を志望していました。しかし、就活を続けていくうちに少しずつ考えが深まっていき、将来的には「課題解決ができる社会人になりたい」と思うようになっていきました。沖縄セルラーは、正直あまり積極的に就活イベントに出ているような会社でもなく、「auショップの仕事をする会社なのかな」くらいに思っていました(笑)。でもイベントに参加してみたら、通信を軸とした事業のあり方が想像していたものと全く違っていたんです。それなりにいろんな企業を見ていたと思いますが、沖縄に本社があって、ここまで沖縄のためになる仕事は他にはないだろうなと思い、入社を決意しました。

 

実際入社してみて、改めて思ったのは、事業として軸となる部分は「ケータイを扱う仕事」なのではなく、「ケータイという商材を中心としたソリューション」を提供している会社だなという感じでした。入社当初は販売促進グループで仕事がしたいという思いもあったのですが、法人営業という仕事からのスタートでした。入社3年目からは今のCS部に異動しました。現在の部署での業務内容は、ケータイに関するお問い合わせや、保険やプリペイド、最近だとauでんきといった様々な商品に関する入電を受けるコールセンターを外部のパートナー会社に委託しています。各コミュニケーターの方々がお客様の質問に回答しやすくなるようにマニュアルの改善や運用方針策定、キャンペーンの企画立案を行うのが私達の仕事です。新商品等の情報は、社内でも極秘情報なので、他部署に漏れないように水面下で進めたり、提供開始の直前にしかもらえないこともあります。そういう状況でも、新商品が世の中に出るまでに、実際にお客様とやりとりをするコミュニケーターの方々が運用しやすいよう、また電話をかけていらっしゃるお客様の悩みがしっかりと解決されるよう、日々取り組んでいます。正直、入社当初に自分がこういう仕事に就くとは思っていなかったのですが、それでも自分でいろんな企画を考えて、会社に提案していく仕事であることは間違いありません。学生の頃考えていた「企画」という言葉よりも、遥かに本質に近い仕事ができているという実感がありますね。

お客様のためになることをやり切った達成感。

これまでのキャリアの中で忘れられない仕事として挙げるとするなら、2014年にauWALLETプリペイドカード(以下WALLETプリぺ)の提供が開始した時のことですね。契約特典としてつけていたキャッシュバックをWALLETプリペにポイントとしてチャージするという運用に代わったんです。

WALLETプリぺを使うためには、一番最初にお客様ご自身でロック解除をして頂かなければいけせん。しかし、実績データを見ていると、解除されていない方が非常に多くいらっしゃいました。その課題を解決すべく、部の中でも話し合い、CS部の社員総出で数千名のお客様にお電話をかけ、ご案内することにしたんです。通常は、コールセンターって受電だけなので、ロック解除の方法を伝えるマニュアルはあるものの、加電をするというケースは初めてですしマニュアルもない。なのでコールセンターの方々にお願いするのではなく、社員で対応しようということになったんです。更には、せっかくこちらからお電話するのであれば、ただロック解除の話をするだけではなく、「お客様にとって有益な情報を提供したい」と考えました。ポイント還元が多い店舗の情報なども併せてお伝えすることを心掛けました。取組みの結果は、ロック解除率が上がっただけでなく、お客様との会話を通じて、実際にサービスを受ける方々の反応を知ることもできました。改めて、普段私たちがコミュニケーターの方々向けに作っているマニュアルも、足りないところが多くあることに気づくきっかけにもなりました。そういうことも含め、電話をかけることは緊張しましたし、対象者も多く大変でしたが、やり切れたという達成感はすごかったですね。

「現状維持は衰退」。変化することを楽しみたい。

沖縄セルラーがとても働きやすい会社であるのは間違いないと思います。残業も少ないし、有給休暇も取得しやすいですし、産休育休もしっかりとれて復帰も100%です。ただ私としては、そういう安定的なところだけじゃなくて、自分も含め組織全体がどんどん変化していくスタンスを持っているところが沖縄セルラーの素敵なところだなと思っています。以前一緒に働いていた上司から言われたのは、「現状維持は衰退」という言葉でした。現状維持で良しとするのではなくて、問題や課題があればどんどん挑戦して変えていくべきということですね。私自身も、これから5年先の自分のキャリアを考えても、おそらく組織の中でリーダーになりつつある年次になっていくと思うので、積極的に挑戦していきたいなと思っています。今の私の課題は、定量思考を強化していくことです。報告書などで上がってくる数字の羅列を見て、矛盾点などに違和感を持てるようになりたいです。CS部としての応答率や、お客様のお待たせ時間、満足度などの数字ももちろんですが、会社の業績であったり、もっとそういうところにも意識を向けるようにしていきたいです。今後いろんな変化を楽しんでいきたいなと思っています。学生のみなさんも、是非変化を恐れず、変化を楽しむという意識を持って、就活にトライしてもらえたらと思います。

 

最後に、人事部 採用・教育グループ 大城友佳さん(沖縄国際大学卒)にもお話をうかがいました!

創業者の哲学を体現している会社なんです。

沖縄セルラーは、私の入社以前から「地元に全力」というキャッチコピーを掲げていますが、入社して改めて思うのは会社として何か行動を起こす度に、「沖縄のためになっているのか」と問い、「沖縄へ貢献する」という観点での議論が、すごく多い会社だと感じています。やらないための理由を考えるより、実現するためにはどうすればいいのかを議論し続けていくスタンスを持った人が本当に多く、社員一人ひとりが、沖縄県民のためになることなのか、お客様が求めていることなのかと真剣に考えています。KDDIの創業者である稲盛和夫さんの言葉であり、当社の社是でもある「動機善なりや、私心なかりしか」意味としては、経営資源の中でも最も重要なのは、人、さらには人の心です。“世のため人のために役立つこと”を動機とし、「心を高め」、よりよい暮らしをお客様と共に創っていくことを目指すというものです。このような哲学を体現している会社だなと思っています。

沖縄セルラーの仕事はどの部署でも、運用ルールを決めたり、方針策定、企画立案など工程で表現すると、上流工程にあたる仕事が多くあります。

現在ではau事業だけでなく、観光業や農業、ヘルスケア事業といった別分野とコラボレーションし、新規事業にも挑戦し続けています。そんな全ての仕事に共通するのは、「自ら考えて行動する」ということです。仕事をする上で、上司から「何をいつまでにどのようにして欲しい」という細かな指示はありません。与えられた環境の中で、自分の役割を理解し、自ら仕事を創っていかなければいけません。当社は若手でも責任ある仕事を任せる社風があります。責任を負うことはとても大変なことですが、チャンスが多いとも言えます。よく学生の皆さんが当社の社員を見て「いきいきしていた」と表現してくれますが、若手でもチャレンジさせてもらえる、チャレンジする人を応援する会社だからなのではないかと感じています。

最後に就活生の皆さんへ。

採用担当がこんな話をするのは良くないかもしれないのですが…。「5年後、10年後のキャリアプランはなんですか?」と聞かれても正直回答に困ってしまいます。今の私は、先の明確なビジョンや目標を持っていないからです。ただ、一つ言えるのは目の前の仕事に全力で取り組んできましたし、これからも自分が出せる最大の成果を追い求め続けるという事だけは揺るぎません。それだけ仕事を「楽しい!」と感じ、趣味かのようにのめり込めているからだと思います。

就活生の皆さんにお伝えしたいのは「就活の満足度=入社後の満足度」です。自主的に行動し、失敗もたくさん経験して下さい。失敗や挫折を乗り越えて、納得のいく就活を経て入社する会社なら、きっと仕事も充実し、プライベートも充実すると信じております!

まずは自己分析で、皆さんが大事にしている価値観や軸を理解し、企業の社風や経営理念といったその会社の考え方と照らし合わせながら、“共感”するポイントを見つけて欲しいと思います。そして、最後には自らの主体的な意思で「入社する1社」を決めて下さい。

就職活動を頑張る皆さんを全力で応援しています!

今回の取材では、記事に残せる量以上に素敵な話を伺うことができました。
もっと話を聞いてみたい、採用について質問がある!などがあればこちらから連絡できます。

この人事に会いたい!

他の企業の志インタビューを読む

人を大事にしてきたからこその急成長。「思いを形にして、笑顔と夢中を想像する。」株式会社いえらぶ琉球人事インタビュー

株式会社いえらぶ琉球

働く社員の人間力、県内トップクラス!お客様絶対満足主義を掲げる株式会社光貴に行ってきた。

株式会社光貴

業界一お客様との信頼を大切にする会社。全保連で話を聞いてきた。

全保連株式会社

「ヒトに“HAPPY”を」ミッションに掲げる株式会社medibaにいってきた。

株式会社media

不動産に関わるすべてのひとに寄り添う。ライフコーポレーションに話を聞いてきた。

株式会社ライフコーポレーション

誠意と信頼で縁がつながる場所を提供する。ヒロコシグループに話を聞いてきた。

ヒロコシグループ

思いやりとシステムでお客様の業務を改善する。日本ビジネスシステムズに話を聞いてきた。

日本ビジネスシステムズ株式会社

世界一のリゾートウェディング企業を目指す、 沖縄ワタベウェディング株式会社

沖縄ワタベウェディング株式会社

沖縄県民のライフラインを支え続けている企業!りゅうせきで働く人たちに話を聞いてきた!

株式会社りゅうせき

すべての人が「働きがい」を感じられる世の中をつくる 株式会社サイダスで話を聞いてきた

株式会社CYDAS

知る人ぞ知る、県内でも圧倒的ニッチトップの優良企業 株式会社島袋

株式会社島袋

沖縄No.1のツーリズムカンパニーを目指す WBFリゾート沖縄株式会社

WBFリゾート沖縄株式会社

経営理念は「ちむぐくる」。沖縄生まれ、沖縄育ちのリゾートホテル。前田産業ホテルズ

前田産業ホテルズ

「常に変化する状況の中でクールに熱く、お客様のために最高の結果を出す」株式会社外為どっとコム

株式会社外為どっとコム

手を挙げれば店長に。立候補制度で育つ主体性。OWNDAYS

OWNDAYS株式会社

ICTを武器に、日本中の社会課題を解決に導く 株式会社沖縄富士通システムエンジニアリング

沖縄富士通システムエンジニアリング

新たな事業領域への挑戦。ITを活用し沖縄の産業を盛り上げる。 株式会社okicom

株式会社okicom