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コラム

2022/07/26

トポセシア卒業生インタビュー⑥:當眞百合子さん(23卒)

トポセシア卒業生インタビューでは、就職活動時にトポセシアを利用していた先輩に話を聞いています。

今回は。2023年卒で沖縄セルラー電話株式会社に入社予定の當眞百合子さんにインタビューしました!

特に面接対策に苦労したと話してくださった當眞さん。

話す時の意識や、対策において重要だったことをお聞きしました。企業分析の話も、とても参考になるので、ぜひ最後まで読んでみてください!

就職活動をしていた中で、一番大変だったことは何ですか?

面接対策ですね。

初めて友達と面接練習をした時に「大学のレポートを聞いているみたい」って言われたんです。

当時は、言いたいことを全部Wordに書き出して、それをなぞるように話していたんですよ。しかも、面接って大体30秒〜1分くらいで話すのが理想と言われる中で、私は2分間ぐらいずっと話していて。

だから、抑揚もないし話も長かったので、わかりにくかったんだと思います。

でも最初は、そう言われても「内容を間違いなく伝える方が大事」と受け入れられなかったんです。

なぜ変化しようと思えたんですか?

たまたま伝え方の本を読んだ時に「どれだけ集中している相手でも話はあまり伝わっていない」ということが書かれていたんですよ。

まさに友達の指摘と一緒だったので、抑揚をつけたり、短く話す意識をして、動画を撮ってみました。

すると、それ以前の動画と見比べた時に、全然違っていて。確かに、話し方を工夫した方が初めて聞いた人にも伝わりやすいなと感じたんです。

それからは、面接での話し方を改善する練習を始めました。

どうやって練習していったんですか?

会話ベースのやりとりになるよう、友達と相談しました。企業が本当に気になるところは、追加で質問してくれるはずなんです。

だから、伝えるために必要な内容を自分で考えて、友達の前で話してみる。その話をわかりにくいと感じたら、どう直していくかをその子と相談する。それを繰り返していきましたね。

深掘りの質問はどう対策しましたか?

質問の想定は、大学内にあるキャリアセンターのデータを利用しました。

過去5年分くらい、セルラーの面接記録が残っていたので、それをもとに自分にもされそうな質問を考えていましたね。また、質問に対する回答を考える時は、その質問の意図まで考えるようにしていました。これが、内定をいただけた要因の一つかもしれないなと感じています。

ちなみに、対策していない質問も本番でされたんですが、そういう時は自己分析がすごく役に立ちましたよ。

例えば「自分のモチベーションの保ち方はなんですか?」と聞かれたことがありました。その答え方の対策はしていませんでしたが、モチベーションの保ち方自体についてはモチベーショングラフを書いた時に考えて、文字に起こしていたんです。だから、頭の中が整理された状態で伝えることができました。

先ほど「質問の意図も考えていた」というお話がありましたが、どうやって考えていましたか?

企業分析をもとにしていましたね。

しかも、いろんな場所で、企業の情報を集めるようにしていました。
例えば、合同説明会ではセルラーのブースに積極的にいくようにしていたり、Googleアラートの機能を使って、セルラーの名前が出てくるニュースを漏れなくチェックしたり、大学のデータベースから、過去の琉球新報や沖縄タイムスに出たセルラー関連の記事を全て読んだり…。

企業分析は、就活生に向けたもの以外の情報も集めた方がいいなと感じました。
例えばある新聞記事で、セルラーの社長さんが「今後は教育事業にも展開していきたい」と話していたので、私は、面接で「今後挑戦したいこと」を聞かれた時にあえて「教育の分野」と話したりしていました。

これは採用サイトだけを見ていたら出てこなかった答えだと思います。

それから、もしセルラーを志望しているのであれば、インターンには必ず参加した方がいいと思います。選考対策に応用できることをたくさん教えていただいたので。
例えば、本選考のESで「あなたが働く目的は何ですか」という項目があったんです。

もしインターンに参加していなかったら「お金・生活のため」と書いちゃいそうですが、実はインターン中に「働く目的が明確にあると、嫌なことがあって仕事をやめたい時でも、踏ん張る原動力になる」とお話しされていて。

その話を思い出せたからこそ、ESには自分にとって辛い時の原動力になることを書くことができました。

とはいえ、いろんな場所で情報収集するのって時間も手間もかかって大変な気がしますが、どうしてそこまでできたんですか?

県外学生を基準にしていたからだと思います。

セルラーには毎年、県外からIターンやUターンで就職する学生もたくさんいます。だから、県内の基準で満足しては内定はもらえないと思い、基準を引き上げていました。

そのために、県外の就活生をSNSでフォローして、県外の就活の進め方をリサーチして、そこを基準にしていたんです。

ー最後に、24卒就活生に面接対策をする時のアドバイスをお願いします。

面接では「相手の視点に立つ」ことがとても重要です。

例えば、なんでこの質問があるんだろう?どういうことが深掘りされるんだろう?と考えたり、面接官でも、話の全てを理解するのは難しいだろうなと想像したり。そして、相手の視点に立つために必要なのが企業分析だと、私は思っています。相手が何をしていて、何を求めているのか知らないと、相手の視点には立てないですよね。

企業はいろんな方向へ情報発信をしているので、採用サイトだけに留まらず、様々な媒体からその企業のことを調べると、深く理解できると思います。

それから、これは就活全般に言えることですが「周りの人を頼って」進めることをおすすめします。私も、友達やキャリアセンター、トポセシアやトポセシアのイベントで出会った人事さんたちに、意見を聞いたり、アドバイスをもらったりして進めてきました。

そのおかげで、今内定をいただけていると思うので、皆さんもぜひ周りを頼ってみてください。

記事を書いたメンバー

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トポセシア

沖縄県宜野湾市のカフェ&コミュニティスペース「トポセシア」のホームページです。ドリンク飲み放題、wi-fi&電源使い放題で1時間350円からご利用いただけます。是非ご利用下さい。