KOKOROZASHI INTERVIEW
県内ナンバーワンのサービスを通して、感動を提供する株式会社プロトソリューションのお仕事とは
株式会社プロトソリューション

全国規模で車やバイクの売買情報を掲載する「グーネット」や「グーバイク」、不動産情報プラットフォーム「グーホーム」などを中心に、ITを駆使して様々な事業を展開する株式会社プロトソリューション。
県内ナンバーワンを保ち続けるグーネットやグーホーム、クライアントに「感動」を提供するという高い目標、さらに男性育休がまだ主流ではなかった10年前から男性育休を推進するなど、志の高さがうかがえる経歴がずらり。聞けば「どこまでも満足しない」ところが“プロトらしさ”なのだとか。志が高い環境でありながら、風通しの良さも兼ね備えるプロトソリューションで働くとはどういうことか?人事担当の松村さんにお聞きしました!
Q:はじめに、株式会社プロトソリューションの事業内容を教えてください。
業種でいいますと情報通信サービス業ですね。ITインテグレーション(複数のソフトをなどを繋げてシステム全体がスムーズに動くようにすること)をはじめ、スポーツエンターテイメント事業や人材支援事業、デジタルマーケティングなど、様々な領域でITを駆使し、事業を展開しています。基幹事業は創業時からやっている中古車情報サービス「グーネット」。グーネットの情報や知見をもとに、不動産やバイクの情報サービス「グーホーム」「グーバイク」のほか、自転車のシェアリングサービスCYCYも展開しています。
取り扱うのは車やバイク、家など、沖縄に暮らす人にとって欠かせないもの。県内に住む皆さんの暮らしが快適になるための正確な情報を、アプリやWEB、紙などを駆使して、新鮮な情報を届けられるよう発信しています。
Q.企業目標に「KANDOU COMPANY(感動カンパニー)」を掲げられていますが、具体的にはどのような指針なのでしょうか。
弊社では、7つの指針を軸に日々活動をしています。
①仲間を大切にし、チームで成果をつくる。
②品質・スピード・量」が基本であることを忘れない。
③自分だけの強み(タレント性)とスキルを磨き続ける。
④お客さまからの信頼を得るために努力を積み重ねる。
⑤挑戦することを恐れない。
⑥あたり前を大切に。正しく行動し、人間力を高める。
⑦AIを武器にする。
ただ、「KANDOU COMPANY(感動カンパニー)」についての具体的な「これで感動を生もう!」や「これをすると感動していただける」などは、は決まっていません。だから今も各現場が毎回「どうやったらお客様は喜んでもらえるか、感動してくれるのだろうか。」と模索しています。
簡単なことではありませんが、私は最近”ずっと答えを探しているからいい”のかもしれないと思うようになりました。「感動」という言葉だけがあり、その体現方法はみんなで考えるということが大事なのかなと。ですから、今は何か物事を決める時「感動」という言葉をみんなが言うし、意識するようになっています。
弊社は琉球ゴールデンキングスのオフィシャルパートナーも務めていまして、スポーツから生まれる感動の瞬間をビジネスでも提供したい、という発想にも通ずるところはありますね。
Q.沖縄や社会が良くなるための取り組みや活動はありますか?
グーで取り扱っている不動産や車に関する情報は、県内に暮らす方にとって欠かせないものなので、新鮮かつ旬な情報をいかに分かりやすく伝えるかを大切にしています。
また、弊社は10年前から「男性育休取得の推進」を行っており、県内ではかなり早い段階で男性育休を浸透させました。推進をはじめた当初はまだまだ「男に育休は必要ないでしょ」という考えが主流で、私自身、1人目の育休を取った時は、周りからどう思われるのか気になって2週間しか取れなかったんです。「2人目の時はいってらっしゃいって言ってもらいたい」という想いで、数年かけて地道に社内の啓蒙活動を続けました。
結果、4年後に2人目ができた時は「いってらっしゃい」と快く送り出してもらえる風潮ができていて、さらに厚生労働省が実施する「イクメン推進シンポジウム2020」のイクメン企業アワード2020では県内初となる特別賞(地方特別)を受賞しました。今では男性の育休は、当たり前に取得できるようになっており、長い方で1年の取得、平均でも2〜3カ月間の取得となっております。
また、人事は、関わった学生さんに就活の武器になるような情報を必ず提供するように心掛けています。見学や面接に来た学生さんにとって、プロトは選択肢のひとつでしかありません。会社のメリットだけを考えて人を囲うようなことはせず、学生さんが他社に行ってもちゃんと内定が取れるような関わり方をしてほしいと人事メンバーには伝えています。
Q.どんな人が御社に合っていると思いますか?
「これがやりたい」と言える人ですね。弊社はサービスが多岐にわたり、職種も約10職種ある中で、自分で選ばないといけません。ちなみに弊社は希望した部署への配属率ほぼ100%。
配属が決まった後も現場で意見を求められることが多いので、自分のなりたい像や、やりたいことができる限り明確じゃないと本人が苦しくなると思いますね。意欲がある人にはどんどんプロジェクトを任せていくので、やる気があればどんどん成長できる環境です。なので主体性を持ち、自律的に進んでいける人が弊社には合うのかなと思います。
次に、新卒で入社し、今年3年目を迎える國吉さんにお話を聞きました!
Q.最初に、新卒入社の際に御社を選んだ理由を教えてください。
就活時に私の中で設けた基準はふたつありました。ひとつは沖縄のインフラに関わること、もうひとつは挑戦できる環境がある会社です。この基準に合った会社をいくつか受けたのち、最終的にプロトソリューションに決めたのは「『No.1』だったから」。グーネット、グーホームという、「沖縄県内クルマ情報量No.1、沖縄県内掲載物件数No.1」の媒体を持っている会社という点に興味を持ちました。「No.1」って、なるのはもちろん大変だけど、維持していくのはそれ以上に大変だと思うんです。自分も「No.1」を維持する、そこからもっと上を目指すための仕事がしたい、それが私にとってのチャレンジになるんじゃないかと思って決めました。
Q.最近部署移動をしたとのことですが、どんな部署からどんな部署へ異動したんですか?
入社時は営業職として配属されましたが、1年後に異動し、現在はメディア事業部で営業サポートを担当しています。営業サポートチームでは、主にデータ分析を中心とした、営業活動全体を支える幅広いサポート業務を行っています。
営業職を希望した理由は、学生時代に接客業のアルバイトをしていた経験から、人と話すことが好きだと感じていたからです。実際にプロトソリューションで1年間営業を経験する中で、「営業部署内にデータ専門チームがあることで、データを活用した提案ができる」という弊社ならではの強みを実感しました。
また、私は大学時代、データ分析を扱うゼミに所属しており、その経験をより活かせる環境で挑戦したいと考えるようになりました。
そこで上司に相談したところ、前向きに背中を押してもらい、現在の営業サポートチームへ異動するという新たなチャレンジの機会をいただくことができました。今は主に営業サポートとしてデータ加工やデータ分析、資料作成のディレクションなどを担当していますが、自分にとても合っているなと感じます。
Q.今の部署では、どんな時にやりがいを感じられますか?
今の部署はチームでやっているので、チームメンバーの得意な分野をそれぞれ借りながら、営業メンバーともコミュニケーションを取りながら進めていく、土台作りの担当という立ち位置でやらせてもらっています。営業メンバーとコミュニケーションを取る中で、頭の中で「あのデータをこう加工すれば作れそうだな」「こんな見せ方で資料を作れば営業メンバーが使いやすそうだな」とイメージして、それをチームのメンバーで完成させていくのが楽しいです。
営業の頃に比べて直接お客さんと接することはないので、社会への貢献を直接感じることは少なくなりましたが、データを提出した時、営業メンバーから必ず感謝の言葉をいただけるんです。それがクライアント様の役に立っていたら嬉しいなと思いますし、やっててよかったと思える瞬間です。
Q.入社3年目に突入した今、御社の職場環境をどう感じていますか?
とても相談しやすい環境ですね。衝突することもないし、何かトラブルがあったとしてもちゃんとコミュニケーションを取りながら解決していけるので、長期化することがありません。人間関係がギスギスしていたら頼めるものも頼めないので、そこはかなりありがたいと感じています。
上長が「営業サポートチームがいるからこそ営業ができるんだよ」と言ってくださるおかげで、営業サポートの立場でも自然と自信を持って仕事ができています。対等な関係を大切にしてくださり、居心地の良い関係性をつくっていただいていると感じます。
Q.最後に今取り組んでいることや今やりたいことはありますか?
グーネットに関しての提案が通ったんです。来月からその動きをやっていただくことになりました。入社時からある「No.1の維持に貢献したい」という想いに付随した提案が通って嬉しいです。
また、以前、弊社の前代表取締役 白木 享が仰っていた「みんなが自分の半径数メートルの人に感動を与えることができたら、もっと大きな感動を生み出せる」という言葉がずっと頭に残っていて。だから私は、小さいことかもしれないけど、挨拶だけはちゃんとしようと決めました。小さい挨拶や感謝の言葉を積み重ねたり、色々な人に積極的に関わっていくよう働きかけることで仕事の幅が広がれば、色々な人やことをフォローできるようになっていく。それが自分のやりたいこと、自分にできることに近いのかなと思っています。
Q:編集後記
國吉さんがあまりにも自己分析力に長けていて、業務への向き合い方に関する分析と軌道修正もお見事だったため、その秘訣を聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました。
「私は学生時代“自己分析をするぞ!”と机に向かう方法だと、うまくいかなくて。それよりも日々の楽しいとか嬉しいっていう感情や、こういう時焦るなとかこういうの苦手だなっていう感覚に気づくたび、携帯にメモするんです。で、”これってなんで楽しかったんだろう””なんでイラっとしたんだろう”をひとつひとつ考えていくうちに、自分がやりたいことや譲れないことが見えてくる。その場その場の感情を見つめる感じです」。
プロトソリューションは、入社後に見つけた新しい挑戦を、相談できる・応援してくれる会社。主体性がある方、やりたいことが明確な方しかり、迷いはあるけど経験しながら自分を確立していきたい方にも合っているかもしれません。
今回の取材では、記事に残せる量以上に素敵な話を伺うことができました。
もっと話を聞いてみたい、採用について質問がある!などがあればこちらから連絡できます。
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