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コラム

2025/09/11

【2025年8月最新調査】周りはどう動いてる?27卒就活レポート

「周りはどれくらい就活を進めているんだろう…」「企業選びの軸って、みんな何にしてる?」

就職活動が本格化する中で、そんな不安や疑問を抱えている27卒の皆さんも多いのではないでしょうか。

今回、トポセシアを利用している27卒の学生を対象とした最新の就職活動状況調査(2025年8月実施)から、皆さんの就活の「今」と「これから」に役立つリアルな情報をお届けします!

昨年の26卒のデータや前月のデータと比較しながら、見えてきた大きな変化を一緒に確認していきましょう。

1. 就活の早期化・活発化が加速!昨年を上回る活動量

まず驚くべきは、27卒の皆さんの活動量の多さです。昨年同時期の26卒と比べると、その差は歴然。

その一つの指標として企業説明会への参加数を比較しました。

  • 「11社以上」参加した学生の割合(前年比):同時期の26卒の4%に対し27卒は13%と、なんと3倍以上に!
  • 「6~10社」参加した学生の割合(前月比):7月から8月にかけて、4%から13%へと急増しています。

年次比較だと、一人ひとりの活動量が昨年よりも高い水準にあることから、就活全体の早期化・活発化がより鮮明になっています。

月次比較でも、夏休みを経て多くの学生が本格的に説明会に参加し始めていることがわかります。

2. 企業選びの2大キーワードは「給与」と「成長」

皆さんが企業選びで重視するポイントにも変化が見られます。今年のトレンドは「給与や待遇」と「自身の成長」です。

  • 「給与や待遇」を重視する学生: 27卒では76%に達し、26卒の63%を大幅に上回りました。物価上昇といった社会的な背景から、経済的な安定を求める傾向が強まっているようです。
  • 「自分が成長できるか」を重視する学生: こちらは27卒、26卒ともに50%と変わらない水準でした。 ファーストキャリアで市場価値を高めたいという意欲は、世代を問わず普遍的と言えそうです。

給与や待遇の重要性も理解しつつも、そこばかりではなく、やりがいを感じながら働き続け、成長・活躍できる環境を選ぶことが重要となることを意識しておきましょう!

3. 人気業界に変化アリ!「安定志向」で金融・インフラ人気が急上昇

企業選びの価値観の変化は、志望業界にもはっきりと表れています。特に「金融」や「インフラ」といった安定性の高い業界への関心が急激に高まっています。

  • 金融:志望する学生は30%(26卒:24%)
  • インフラ:志望する学生は28%(26卒:7%)と、なんと4倍に!

一方で、これまで人気だった「IT系」(19%)や「コンサルティング」(15%)は昨年より落ち着いた比率に。これは、より安定した業界へと興味が分散した結果かもしれません。

金融・インフラ業界を志望している就活生は、倍率の高さに落ち込む必要はなく、「この倍率だからこそ、早やめに対策を進めておくこと」が重要です。

また、志望している理由を整理・深掘りしてみると、自分にとって譲れないことを叶えるには、別の業界が適していることも少なくありません。そのため、広い視野で選考を進めることで、競争率の高い業界に入れなくても最終的に最も納得いく企業に入社できる可能性を保つことができます。

4. 活動本格化で悩みも深刻化…「自己分析」と「面接対策」が2大課題に

就活がアクティブになるにつれて、具体的な悩みを抱える学生が急増しています。

  • この1ヶ月で悩みが増加「自己分析」「面接対策」「ガクチカ・自己PR」といった課題を挙げる学生の比率が、7月から8月にかけて軒並み増加しました。
  • 悩みのトップ2:最新の調査では「自己分析」(60%)と「面接対策」(59%)がほぼ同率でトップ2に。

特に注目すべきは「面接対策」です。
26卒では「自己分析」(61%)と「面接対策」(41%)に差がありましたが、27卒は早い段階から「面接」を強く意識し、課題と感じていることがわかります。

5. 就活の進め方も多様化!スカウト型や地元特化サービス、SNS活用術

皆さんは、様々なサービスを戦略的に活用して情報収集を行っています。

  • スカウト型サービス:大手ナビサイトに加え、「オファーボックス」の利用率は15%と引き続き高い水準です。
  • 地元就活サービス:沖縄の「りゅうナビ」の利用率は19%と、昨年の7%から2倍以上に伸びており、地元志向の学生からのニーズが高まっていることがわかります。
  • SNS活用:
    Instagram:利用率は50%と、昨年の70%よりは落ち着いたものの、依然として情報収集の主流です。
    X (旧: Twitter):利用率は21%と昨年同様で、リアルタイムな情報を得るツールとして定着しています。

まとめ

今回の調査から、27卒就活生の傾向として、早くから動き、具体的な対策を進められていることが分かると思います。

今後、秋以降は「面接対策」や「ES添削」といった、より実践的な選考対策へのニーズがさらに高まることも予想されます。

周りの動きに焦る必要はありませんが、他の就活生の動向を正確に把握しつつ、自分に必要な対策を計画的に進めていくことが、納得のいくキャリアを掴むための鍵となります。

この記事を参考に、ご自身の就職活動を振り返り、次の一歩を踏み出してみてくださいね!

記事を書いたメンバー

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