コラム
2025/11/25
「何から手をつけていいか分からない」状態から、自分らしい就活の軸を発見。県内人気企業に内定した先輩にインタビュー!
トポセシアを利用して内定をもらった、先輩就活生にインタビュー。
今回は、自己分析や就活の軸に悩みながらも、粘り強く就活準備に取り組み、軸に合った県内人気インフラ企業から内定をもらった根路銘さんに、就活時のエピソードを伺いました。
周りは公務員志望が多い中、3年次の4月に就活のスタート
就活をスタートしたのはいつ頃ですか?
大学3年次の4月頃です。3年次になると就活を始めなければというイメージがあり、3年次に上がる前の春休みの終わりから自然とスタートしました。 3年次になってすぐの大学の就活ガイダンスに参加したことも、スイッチが入るきっかけになりました。
その頃、周りの就活生も就活を始めていましたか?
ゼミの友達は半数が公務員志望だったので、民間志望で一緒に始めた友達以外は、ほとんどまだ就活をしていない状況でした。
根路銘さん自身は、公務員志望ではなかったのですか?
私も高校生から大学入学後しばらくは公務員志望で、通っている学科も公務員志望の人が多い学科です。 ただ、理由は「とりあえず公務員になっておけば安定なのかな」程度の浅い考えで… 実際に授業を受けたり、公務員試験の勉強に打ち込む姉を傍で見たりしているうちに、「この勉強量は自分にはできない」と思い、民間企業を志望するようになりました。
トポセシアとの出会いと、粘り強く考えた「就活の軸」
トポセシアを利用したきっかけを教えてください。
3年次の9〜10月頃のインターンで知り合った友達が利用していて、おすすめしてくれたのがきっかけです。同じ時期に、他の人からも評判を聞き、「みんな利用しているのかな」と思い、3年次の10月ごろから利用し始めました。
トポセシアを利用したのは、それまでに何か就活で困ったことがあったからですか?
それまでは、ネットで調べたり、先輩に聞いたり、大学のキャリア支援課を利用したりと模索していました。 でも、就活は人それぞれ目指す場所が違い、正解がない点でテスト勉強とは違っていて。どういうやり方が正しいのか分からずに困っていました。
特に自己分析は、一番大事だと言われるものの、「何を」「どこまで」やればいいのか分からず、試行錯誤していました。 自己分析だけでなく、ES添削やイベントなど、就活全般をサポートしてくれると聞いていたので、トポセシアを活用することにしました。
就活の進め方や自己分析について、トポセシアはサポートしてくれましたか?
特に、キャリアアドバイザーの嘉味田さんが自己分析を細かくやってくれたのがすごく印象に残っています。
まずは幼少期から遡って、自分がどういう人生を歩んできたか細かく振り返るワークに取り組みました。その中で、嘉味田さんが「根路銘さんってこんな感じなんだね」と、自分でも気づかない小さなことまでアドバイスしてくださいました。
自己分析を通して、何を得られましたか?
この自己分析ワークや面談を通して、「就活の軸」を見つけることができました。
これまでの経験を振り返ると、私は本当に多くの人に支えられてきたことに気づき、恩返しの意味も込めて「”誰かのためになる仕事がしたい”」と思うようになりました。 それを実現する形として、まず社会の生活基盤を支えることが、色々な人のためになる仕事に繋がるかなと考えたんです。
そこから「沖縄の生活基盤を支える仕事がしたい」という軸が見え、インフラや金融業界の企業を調べ始めました。 軸はもうすぐ3年次が終わる年明け頃まで悩んでいたのですが、そのたびに嘉味田さんと面談してアドバイスをもらいながら、少しずつ固めることができました。
人事の視点を知れた「合同企業選考会」と納得できる内定先
トポセシアのサポートで、他に印象に残っていることはありますか?
「合同企業選考会」という、実際に企業の人事さんを相手に面接ができるイベントが一番印象に残っています。 大学のキャリア支援課だとアドバイザーさんが相手ですが、実際に選考基準を持っている人事さんに面接してもらえる機会は本当に貴重で。色々な業種の人事さんが参加していて、人によって目線が違うので、様々なフィードバックをもらえました。
面接で想定外の質問が来て焦った時にどうしたらいいか相談した際も、「学生が言葉に詰まっても、人事の人は待ってくれるから安心していいよ」と、人事さんならではの視点でアドバイスをいただき、すごく安心できたのを覚えています。
他の就活生との関わりもありましたか?
はい。トポセシアで知り合った他の就活生と、インターンや合同説明会で一緒になることもありました。一緒に就活を頑張る仲間がいるのは心強かったですし、情報共有もできました。
就活で一番しんどかった経験はありますか?
大学4年次の4月に内定を頂く直前に、第一志望の1つだった企業の選考に落ちてしまった時は、本当に落ち込みました。その企業に入れなかったことよりも、自分のやってきたことを否定されたような気持ちになってしまったのがショックでした。
その企業とは別の企業の内定をもらい就活を終えたと思いますが、納得できた理由は何ですか?
一番の理由は、3年生の夏に参加した5日間のインターンで、「ここで働きたい」と強く思っていたからです。
仕事内容ももちろんですが、私は「働く仲間」というコミュニティがすごく大事だと思っていて。インターンで実際に会社に伺い社員の方と関わったときに、「自分もこの会社で働きたい」と肌で感じることができました。
本選考を受けた企業は、全部インターンに参加して、実際に自分の目で見て、肌で体感した企業ばかりだったので、迷わずに決めることができました。
イベントやインターンでは、人事や社会人の方に何を聞いていましたか?
その会社の特徴や社風を知ることを目的に、「内定者や働いている方はどういう方が多いですか?」とよく質問していたと思います。
また、「その方が就活していたときは、どう考えて、どういう風に動いていたのか」というのもよく聞いていて。就活や仕事に対する考え方、価値観に少しでも共感、納得する部分があれば、それを自分にも応用していました。
「何から手をつけたらいいか分からない」人にこそ、利用してほしい
どんな人にトポセシアを勧めたいですか?
トポセシアは、就活で必要な自己分析やES添削、面接練習など、1から就活全般をサポートしてくれます。
もしかしたらトポセシアは、就活に対して意識が高い人が多いと思っている人もいるかもしれませんが、私は「就活のやり方が全くわからない」、「何から手をつけたらいいかわからない」人にこそ、おすすめしたいです。
最後に、これから就活を始める学生へメッセージをお願いします。
就活は本当に正解がないので、「周りと悪い意味で比べない」ことがすごく大事かなと思っています。人それぞれ目指す企業も違いますし、周りの進捗や出来は、あんまり考えすぎない方がいいかなと。
まずは「自分」という芯を持っていれば、自分にとっての正解が見つけられると思うので、焦らず自分のペースで進めてほしいです。