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KOKOROZASHI
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志インタビュー

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コラム

2025/12/24

【2025年11月最新調査】3人に1人が選考経験済み!「実戦」へ突入した27卒就活レポート

「最近、就活を進めている友達が増えた気がする……」

「周りはもう面接を受けているのかな?」

この時期、そんな焦りや疑問を抱えている方も多いかもしれません。

今回、トポセシアを利用している27卒の学生を対象とした最新の就職活動状況調査(2025年11月実施)から、皆さんの就活の「今」と「これから」に役立つリアルな情報をお届けします!

ついに「実戦」開始!選考を経験済みの学生がさらに増加

11月の就活市場における最大の変化は、インターンシップを中心とした「準備フェーズ」から、採用直結の「実戦フェーズ」へと完全にシフトしたことです。

選考経験者が2ヶ月で34.7%まで急伸

「既に選考を受けたことがある」と回答した学生は、8月・9月頃は10%台に留まっていましたが、10月には29.5%、11月時点では34.7%に達しました。

これは、トポセシアを利用している27卒学生の3人に1人以上が、年内の時点で既にエントリーシート提出や面接選考といった「実戦」を経験していることを意味します。

内定者の出現率が倍増

また、10月までは3%程度だった内定(内々定含む)保持者の割合が、11月に入り6.7%へと倍増しました。

まだ少ないものの、「年内内定」を獲得する学生が可視化され始めており、27卒の就活が確実に早期化している現状がうかがえます。

説明会は「数をこなす」フェーズへ。10社以上参加も17%

企業選びの動きも「広く浅く」から「深く多く」へと変化しています。

単独説明会参加「3社以上」が約8割を占める

企業の単独説明会への参加社数のデータを見ると、8月・9月は「1〜2社」がボリュームゾーンでしたが、11月には以下の通り変化しました。

  • 3〜5社:37.3%
  • 6〜10社:32.0%
  • 10社以上:17.3%

約8割の学生が3社以上の説明会に参加しています。特に「10社以上」参加している学生も17.3%存在することから、学生が単に情報を集めるだけでなく、複数の企業を比較検討するために「数をこなすフェーズ」へ移行し、企業を深く見始めていることがわかります。

悩みランキング激変!「自己分析」から「アウトプット」へ

活動フェーズの変化に伴い、学生が抱える「悩み」の順位も劇的に入れ替わりました。

夏の間、圧倒的多数だった悩みは「自己分析」でしたが、11月には5位まで後退しました。

11月時点の悩みランキング

  1. 面接対策(トップ)
  2. ES添削・書き方(急上昇)
  3. ガクチカ・自己PRの文章化
  4. 会社選びの軸
  5. 自己分析

なぜ「ES添削」が急上昇?

ここで注目すべきは、「自己分析」に代わり「面接」と「ES(エントリーシート)」という具体的な選考対策が上位を独占した点です。

「自分がどうしたいか」という内向きの問いから、「どうすれば選考を通過するか」という外向きの実践的な問いへニーズが完全にシフトしています。

特に11月に「ES添削」が急上昇したのは、冬のインターンシップ選考や早期選考の本エントリー締め切りが集中する時期と重なったためだと推測されます。

志望業界トレンド:ITとインフラが2強、企画職は激戦?

志望業界や職種のトレンドも固まりつつあります。

志望業界:「IT」と「インフラ・金融」が人気を二分

  • IT業界(29.3%):8月は6位でしたが、9月以降トップを維持しています。積極的な採用広報やリモートワークへの期待が背景にあるようです。
  • インフラ(電気・ガス)・金融業界(28.0%):ITに肉薄する人気で、常に上位3位以内をキープしています。不況に強く地元に根付いた企業への信頼感がうかがえます。
  • 「未定」層の減少:「志望業界が決まっていない」学生は、8月の26%から11月には14.7%まで減少しました。

職種:「企画・マーケティング」が不動の1位だが…

職種においては、「企画・マーケティング」が調査期間を通じて常に40〜50%の学生から志望されており、不動の1位です。

しかし、新卒でこの職種を募集する県内企業の枠は極めて少ないのが現実であり、学生の希望と市場の間に需給のミスマッチが存在する点には注意が必要です。

まとめ:11月は「実戦」の月。アウトプットを始めよう!

今回の調査から見えてきた、2025年11月時点の就活市場のポイントをまとめます。

  • 実戦モード突入:3人に1人が選考経験済み、内定者も倍増。
  • 行動量の増加:約7割が3社以上の説明会に参加し、比較検討を本格化。
  • 悩みの変化:自己分析よりも、ES・面接の「選考対策」が急務。

27卒の就職活動は早期化が進み、学生たちは急速に現実的な対応を迫られています。

「まだESを書いたことがない」「面接練習をしていない」という方は、ぜひ早めのアクションを!

Topothesiaでは、急増している「ES添削」や「面接練習」の相談も随時受け付けています。

焦る前に、まずはスタッフに相談しに来てくださいね!

記事を書いたメンバー

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トポセシア

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