KOKOROZASHI INTERVIEW

はたらく人の笑顔がお客さまの笑顔に!「五感で感じる沖縄」が詰め込まれた沖縄プリンスホテルではたらく魅力とは

沖縄プリンスホテル オーシャンビュー ぎのわん

西武グループの沖縄初進出ホテルとして、3年前に開業した沖縄プリンスホテル オーシャンビュー ぎのわん(※以下沖縄プリンスホテル)。

宜野湾という立地の便利さに加え、計算し尽くした設計により都心とは思えないリゾート感が楽しめるホテルです。西武グループはホテル事業だけでも日本で60施設、海外に26施設あり、今年度はグループ全体で839名の新卒者が入社したとか。839名入社したということは839名に選ばれ、そして選んだということ。その魅力と、他ホテルとの違い、どんな人材を求めているか、人事担当の小野さんにお聞きしました!

Q:はじめに、御社(西武グループと沖縄プリンスホテル)の事業内容を教えてください。

西武グループ全体では、大きく分けてプリンスホテルを含むホテル・レジャー事業、都市交通・沿線事業、不動産、鉄道、埼玉西武ライオンズ(プロ野球チーム)の4つですね。ホテルはラグジュアリーから宿泊特化まで、多彩なブランドを展開しており、当ホテルは2022年4月に開業しました。沖縄県内初出店となる当ホテルは、アクセス良好な立地に加え、地上14階建ての340室すべてテラス付きのオーシャンビューが魅力です。

Q.沖縄にはホテルがたくさんありますが、同業他社との違いはどんなところだと思いますか?

ホテルは全国各地に計60箇所あり、全国に展開している数では最大級と言われています。
つまり働くフィールドが国内だけで60箇所あるんです。さらに弊社は「エリア採用」を行っているので、働きたい場所を自分で選んでエントリーすることができるんですよ。入った後にエリアを変更することも可能なので、旅人のように数年スパンで異動する人もいらっしゃいます。また「公募制度」という制度のもと、社内向けに求人が出ているので、気になる職種があればいつでもエントリーして面接を受けることができるんですよ。いろんな場所で働いてみたい、いろんな職種に挑戦してみたいという方に向いている文化だと思います。

Q.2023年より「はたらく人を、ほほえむ人へ。」を掲げられていますが、どのような取り組みが実施されていますか?

グループ全体のスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。」をもじった言葉で、”働いてる人が笑顔にならないとお客さまを笑顔にできない”よね、という考えのもと始まりました。

具体的には先ほどお話したエリア採用の導入により、働く場所を会社ではなく自分で選べるというスタンスになったほか、給与のベースアップを行い、加えて資格手当を新設しました。

また、以前は昇格試験に筆記がありましたが、廃止しました。ある程度の役職まで行けば筆記試験は必須になりますが、一定レベルまでは現場の評価や実務スキルが高ければ昇格できるようになっています。上昇志向の高い方なら、3年目くらいで役職を持つこともできるんですよ。働く個人が働きたい場所やなりたい自分を目指していける環境づくりが、”働く人を笑顔にする”ということに繋がるのではと思っています。

また、これは会社というより私が個人的にやっていることですが、見学に来てくれた学生さんと、おしゃべりタイムを30分ほど設けさせていただいています。そこで彼ら彼女らがやりたいことや悩みを聞き、「それならうちだったらこういうことができるよ」と背中を押したり、逆に「それだったら外資系の方が向いているんじゃないか」とアドバイスしたりと、ざっくばらんにお話します。会社をPRするためというより、学生さんがより良い選択をするためのサポートとして行っています。

Q.沖縄という地域に対して、どんな価値を提供していると思いますか?

当ホテルは地元から愛されるホテルを目指して開業しているため、「地元貢献」をひとつのキーワードとして掲げています。母の日にプレゼントできる食事券を作ったり、宜野湾市で開催されるお祭りに協賛していたり。

また、当ホテルは津波発生時の市民の避難場所にも登録しています。実際に去年の4月、津波警報が発令された際は、ホテル周辺住民の方12名を避難場所として受け入れました。当ホテルはリゾートホテルですが、観光に来られた方だけの場所ではなく、地元の方に頼りにされる場所になりたいなと思っています。

Q.どんな方が御社に向いていると思いますか?

私が面接で採用するのは、明るく素直で前向き、挑戦心がある方ですね。弊社は働く場所も職種も、やりたいと思ったら叶う会社なので、「バックオフィスもやってみたい」「でも接客も好き」と色々挑戦しながら試しながら、自分のやりたいことを探していきたい方が向いていると思っています。

次に、今年度新卒採用にて入社し、取材時点で入社2か月目の荷川取さんにお話を聞きました!

Q.荷川取さんが沖縄プリンスホテルに入社した理由を教えてください。

実は就活時点では、ホテル業界に絞ってはいなかったんです。学生時代に飲食店でアルバイトをしていて、お客さまと会話するのが楽しかったので、漠然と「接客業がやりたい」と思っていました。ホテル業に興味を持ったきっかけは合同説明会です。「ホテルなら高い接客スキルを身につけられそう」と思いました。

最終的に、当ホテルを選んだのは一番印象に残ったからです。フロアごとに違う香りや入り口のシーサー、内装の綺麗さなど単純に沖縄プリンスホテルが好みだったこと、地元である沖縄の魅力が詰め込まれていたことがとても嬉しく、ここで働きたいと思いました。

Q.面接を受ける前後で、印象に残っていることはありますか?

ホテルに見学に行った際、人事担当の小野さんがレストランでお喋りの時間を作ってくれたことです。
「ホテルの何に興味ある?」「就活どんな状況?」など話を聞いてくれました。そこで就活先をホテルに絞っているわけではないことや、やりたいことがはっきり分っていないことを伝えると、親身にアドバイスをしてくれて。それがとても印象的でした。

Q.入社して2か月とのことですが、この2か月間はどんなことをされていたんですか?

まず4月1日に、埼玉西武ライオンズが本拠地としているベルーナドームで入社式がありました。全国から同期が集まっていたんですが、なんと839名もいて、こんなに同期がいるんだ!とびっくりしました。ドームに行くのも県外の冬の寒さも初めてで、緊張しながら「ああ社会人になったんだな」と実感したのを覚えています。

その後は横浜に泊まって研修を受けましたが、歩き方や立ち姿、挨拶の練習などもあり、いい意味で「ここまでするんだ」と印象的でした。

Q.今、後輩に御社を勧めるならどのように伝えますか?

まだ2か月しかいないので分らないことだらけですが、社員同士が仲良く、風通しがいい環境だと感じています。先輩方も気軽に相談してね、困ったことあったら言ってねと声をかけてくれつつ、挑戦させてくれる人ばかり。先輩が手取り足取りやって見せるというよりは、私にやらせてくれて、「やって楽しさを覚えて」と言ってくれているように感じます。

Q:編集後記

荷川取さんのお話を聞いた後、どのように風通しの良い環境を作っているのか小野さんにお聞きしたところ、「当ホテルは開業時からフレンドリーさを大切にしているんです。その働き方が、お客さまだけではなくて対スタッフにも反映されているのかもしれません」とのこと。
最後にホテル内を案内していただきましたが、素敵な空間とすれ違う社員さんの温かい対応に癒されるばかりで、仕事スキルだけでなく人柄も磨かれそうな環境だと感じました。

今回の取材では、記事に残せる量以上に素敵な話を伺うことができました。
もっと話を聞いてみたい、採用について質問がある!などがあればこちらから連絡できます。

この人事に会いたい!

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