最近マンガ“王様ランキング”にハマっています。細かい内容は記載しませんが、国の反映度合いや、王様自身の強さなどを合算して、各国の王様のランキングがあるという設定で、主人公ボッジはとある王国の王子様。耳が聞こえず、言葉も話せず、しかも力も弱い。みんなからバカにされる王子様の成長や冒険のお話です。

その王様ランキングで、主人公のボッジが剣を学ぶ師匠から言われた言葉。

『あなたが気にしていることは、もしかしたらあなたの長所なのかもしれない。 そしてあなたは、その欠けたもので普通の人にはないいろんなことを経験している。 それは苦しいけれど、きっと自分の道を切り開く力になるでしょう。』

日頃から「長所は出すぎると短所になる」というのが自己分析している学生さんに伝えていることでもあります。それはまた逆も然り。自分が短所だなと思っていることは、裏返せばみなさんの持ち味になる。

面接でも良く短所を質問されることがありますが、比較的脈絡なく「計画性」とかの話をし出す方が多いのは、やっぱりまだまだ長所と短所の因果みたいなことが伝わっていないんだなあという感じで思っています。皆さん自身が経験してきたいろんな物事の中で、共通して発揮されている長所・短所を丁寧に整理していきましょう。