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コラム

2024/11/19

模擬面接は意味ない?内定につながる面接対策の進め方を解説!

これまでの記事では、内定に直結するのはエントリーシートや履歴書ではなく、とにかく面接であるとお伝えしてきました!

では、選考において最重要な面接は、どのように対策したら良いでしょうか?

今回は、内定に繋げるために知っておきたい、面接官の意図に合わせた対策方法を解説していきます!

模擬面接では対策できない

結論からいうと、模擬面接では内定につながる対策はできません。

面接対策として必要なのは、特に以下の3点。

<面接で対策すべきポイント>
①緊張感のある中で、社会人と話すことに慣れる
②自分はどういう人物特性を持っているのか把握できる
③面接官の意図に合わせた適切な回答ができる

極端に緊張してしまう、社会人と話した経験があまりない人にとって、まずは会話に慣れるためのファーストステップとしては役に立つかもしれませんが、それは面接で会話が成立するための大前提。模擬面接と本番では緊張の度合いも全く違うので、やはり選考に向けた対策としては意味がありません。

②や③に関しては、筆記試験の結果をもとに用意された質問を振り返ることでしか対策できないため、やはり模擬面接での応答では効果がありません。

上の3点を満たすためにも、模擬面接を何度もこなすのではなく、早期選考を通して実践での対策が重要となります。

面接での質問の意図とは?

実際の面接では、筆記試験で割り出された人物特性をもとに聞くべき質問が用意されています。どの企業の面接を受けても、筆記試験の結果は共通しているため、業界や職種特有の質問を除けば、同じような質問をされることがほとんどです。

筆記試験の結果をもとにした質問を通して、①自分の特性を正しく認識できているか、②その特性を踏まえたものごとの捉え方を確認しています。

なぜ、この2点を確認しているかというと、自分の特性を正しく認知していれば、自分の強みを活かして、入社後も再現性高く成果を出すことができると考えられるからです。

逆に、自分の特性を認知していない人は、自分にとって不得意な状況や困難な状況を避けることができず、その状況をうまく乗り越えられない可能性が高いと考えられるのです。

自分のことを正しく認知し、その特性を踏まえて物事を捉えられているかを確認し、その上で自社との相性を見て合否が出されます。

どのような質問をされるのか?

例えば、筆記試験の結果が「思考の固さがある」「自己主張が強い」という特性がある就活生の面接で考えてみましょう。

その場合、「自分に協調性はあると思いますか?」などの質問で、”ワンマンな仕事の仕方をしないか”という不安材料を確認されることが考えられます。

その質問に対して、

A「過去に周りにお願いされる形でリーダーを担い、チームで目標を達成したことがあります。周りに頼られてチームを率いることで、リーダーの役割を全うすることができたということから、私には協調性があると思います。」

B「目標達成のためにお互いを信頼して、意見がぶつかり合ってでも、同じ熱量で取り組めることも協調性だと思っています。その点で、チームメンバーに同じ熱量を求めてしまうこともありますが、目標達成のためにお互いを信頼し、自分のできることに全力で取り組むという形で協調性を発揮できると思っています。」

この2つの回答を比べた場合、どちらも事実を言っているとしても、Aの回答では、仮に目標を達成できた事実があったとしても「自分の協調性に関しては、理解できていないのかな?」と不安が残ったままになってしまいます。

それに対し、Bの方が自分の特性を理解し、その上でものごとの捉え方をポジティブに伝えられ、不安材料を解消することができています。

面接官にも自分が活躍できるシチュエーションを適切に共有できているため、再現性高く活躍してくれるのではないかと、良い評価に繋がるというわけです。

どのように対策を進めるべきか?

ここまでで、面接では自分の特性に偏った質問をされることと、その特性を認知した回答ができないと内定をもらえないことが分かってきたかと思います。

次はどのように対策を進めるべきか、解説していきます!

面接の対策は、下の3ステップで進めましょう!

<面接対策の進め方>
①筆記試験のある早期選考に、できるだけ多く参加する
②面接で聞かれた質問をリストアップする
③質問の傾向とベストアンサーを考える

どの企業を受けても、共通した筆記試験の結果をもとに質問をされていくので、多くの企業の選考を受けると、質問の傾向が見え、筆記試験で示された自分の人物特性を割り出すことができます。

前の項目の例で考えると、協調性に関する質問が多い場合、筆記試験の結果には自己主張の強さや思考の固さという人物特性が書かれている可能性が高いと考えられるわけです。

それを踏まえた上で、ベストアンサーを用意しておくことができれば、初めての質問や深掘りしてくる質問であっても、「あの特性について聞かれているな!」と自覚した上で回答することができ、内定につながっていきます。

ベストアンサーを考えるためには、できるだけ多くの企業の早期選考を受ける必要があるため、できる限り早く準備をしていきましょう。

早期選考で落ちたら、評価はどうなる?

就活生の中には、「準備ができていないのに早期選考を受けると、本選考のときにマイナスになるのでは?」と心配になる人もいるかと思います。

早期選考と本選考が分かれていて受け直しができる場合は、”早期選考からどの程度成長したか”が評価の対象となるため、早期選考の結果がネガティブに働くことはありません。

ここで注意したいのは、年々”早期選考を本選考とする企業が増えている”ということです。

そのような企業が第一志望だった場合は受け直しができないため、第一志望を受ける前に、できるだけ多くの早期選考で面接のベストアンサーを用意しておく必要があります。

そのため、「模擬面接である程度慣れてきたら、早期選考を受けてみよう!」という考え方ではなく、興味がない企業であっても早期選考を受けて、できるだけ多くの質問を把握することが重要です!

まとめ

面接対策すべきポイントと面接対策の方法は、それぞれ以下の3点!

<面接で対策すべきポイント>
①緊張感のある中で、社会人と話すことに慣れる
②自分はどういう人物特性を持っているのか把握できる
③面接官の意図に合わせた適切な回答ができる

<面接対策の方法>
①筆記試験のある試験に参加する
②面接で何を聞かれたかまとめる
③質問の傾向とベストアンサーを考える

トポセシアでは、面接のベストアンサー集作りの無料サポートも行っているので、ぜひお気軽にご相談ください!

記事を書いたメンバー

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