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コラム

2022/04/15

トポコラム:就職活動、いつから何を始めればいいの?

就活を進めていくに当たって、一番最初に当たる壁は「正直、いつ何をすればいいの?」ではないでしょうか?

そこで今回は、「インターン」「本選考」「その他」の3つに分けて就活スケジュールについて説明し、最後に「この時期にこの段階にいれるよう意識しよう!」とまとめました!

23卒の就活生として私が実際に取り組んだことも交えて書きましたので、ぜひ参考にしてください!

スケジュールだけをまとめると、以下の画像になるので、スクショなどで保存しておくのもオススメです!

インターン

5月頃〜8月 サマーインターン応募・選考
7月〜9月 サマーインターン
9月〜 オータム・ウィンターインターン応募・選考・本番

インターンは大きく分けて、サマーインターンと、それ以降のインターンで分けて考えると良いと思います。

後ほど詳しく説明しますが、サマーインターンは業界・業種を絞らず、なるべく多くの企業に触れることが大切です。

早い企業は4月頃から募集が始まり、5~6月には締め切ってしまう企業もあります。特に、関東・関西圏のベンチャー企業に興味のある人は、早めにチェックしておきましょう。

夏以降のインターンは、それまでに得た情報と自己分析を元に就活軸を決定しつつ、気になっている企業から優先的に参加して行きましょう。

その理由は、選考に優遇されるものや、選考の一環であることもあるからです。そのため、一つ一つのインターンを夏より大切にしていきたいのですが、学校の授業が開始するため、夏ほど就活に時間をかけられなくなりますので、夏以降は企業の優先順位を決めていく必要があります。

選考

10月頃〜 早期選考応募および選考・内々定
3月〜4年生の4月中旬 本選考応募
4年生の6月〜 本選考開始・内定

政府の推奨ルールとしては3月から本選考の募集や説明会を開始し、6月以降に選考と内定出しを行うことになっています。

地方の中小企業などはこのルール通りに選考を行う企業も多いですが、逆に都会のベンチャー企業はこのルールに限らない場合が多くあります。また、外資系やテレビ業界なども12月や1月までなど、本選考の締め切りが早い傾向にあるようなので、自分の就活軸にあった企業の募集や締め切りはしっかりチェックし、「気付いたら選考締め切りがすぎていた」ということがないようにしましょう。

ちなみに、政府推奨のルールとしては「4年生の6月から選考を開始する」とのことですが、これを守っている企業は本当に少ないイメージです。実際は、ほぼ多くの企業が4月中旬ごろには申し込みを締め切り、順次選考を始めるように感じます。

その他にも準備が必要!

自己分析:気づいた今から、ずっと
OBOG訪問:7月〜3月
Webテスト対策:4月〜5月、9月〜12月
GD対策:4月〜10月
面接対策:インターンや本選考でとにかく本番に出向く

選考やインターン以外で必要なことは、大きく分けて①自分の価値観や将来を考える時間②選考対策の2つ!

①自分の価値観や将来を考える時間として一番大切なのは、「自己分析」。

これは、必要と気づいた瞬間から始めるべきです。正直、インターンや本選考が始まってしまうと自分と向き合う時間が減ってしまいます。

私は、サマーインターン以降ゆっくり自己分析の時間を取らず、インターン選考でも本選考でも、納得のいかない面接を繰り返した記憶があります。サマーインターンの選考が始まる前にはよくある質問(学生時代力を入れたことや、自分の長所)に納得感を持って答えられるようになっておくと良いと思います。それから、サマーインターン以降も、意識的に自己分析の時間は取るようにしていきましょう。

そして、この①でもう一つ大切なのは、OBOG訪問。

自己分析をして1人で将来をいくら考えても、周りを知らなければ自分に何が向いているのか考えることは難しいです。

例えば、「小学1年生の将来の夢」を想像してみてください。「警察官」「お医者さん」「YouTuber」「スポーツ選手」あるいは「ヒーローやプリキュア」といった答えが多いイメージではないですか?そうなってしまう理由としては、「仕事の種類」「仕事の難易度や特徴」を小学一年生は知らないから。

就活生も、知識は増えたとはいえ、似たようなものです。だから「OBOG訪問やサマーインターンでたくさんの業界を見た方がいいよ」とよく言われます。たくさんの職種や業界の名前を知り、その仕事の内容を理解するためには時間がかかるので、夏休みなど時間に余裕のある時期に、OBOG訪問も取り組んでいきましょう。なお、選考が本格化してくる春休みには、OBOG訪問をする人の数が増えるらしいので、できればそれまでに終わらせておくと、アポがとりやすいと思います。

②選考対策として主にあげられるのは、「Webテスト対策」と「グループディスカッション対策」「面接対策」です。

Webテストもグループディスカッションも面接も、サマーインターンの選考で利用される場合があります。そのためサマーインターン前に、1,2度練習しておくといいと思います。

グループディスカッションは、それ自体をインターンのプログラムとして実施する企業もあるので、その中で経験し、ある程度自信がつけば、それで大丈夫だと思います。

Webテストは、サマーインターン後も継続的に勉強することがおすすめ。1月頃になると、本選考に応募するためのESを書くために時間がとられて勉強する時間が減るため早めに取り組んで、継続していきましょう。本選考を応募し始めて「Webテストで受からない…」と気づいてしまうと、第一志望の締め切りまでに取り返せない事態になるので、それまでにはしっかり対策を。

面接対策として一番良いのは、「本番にたくさんトライすること」です。本番には、本番にしかない”採用基準”と”緊張感”があります。たくさん本番にトライして、自分やキャリアアドバイザーと振り返りしていくことが大切です。

↓詳しくはこちらの記事で

https://topothesia.jp/column/mogimensetsu/

そのため、第一志望の企業の前に「練習用の企業」の選考を受けることをおすすめします。

特に、サマーインターン前は模擬面接が少ないため、模擬面接の開催を待っていると締め切りを逃してしまいます。本選考前は模擬面接も増えるので、自分だけで面接のブラッシュアップが行き詰まった際などは、たまに模擬面接に参加してフィードバックをもらうのも一手かもしれません。

就活全体の段階の進み方

4月〜5月:自己分析や情報収集を始める
6月〜9月:たくさんの働き方に出会う
10月〜12月:たくさんの働き方から、自分にあったものを絞っていく
1月〜2月:絞った中や練習として、選考を受け始める
3月〜:第一志望も含め、選考を受けていく

全体を統括して、就活生としてやっていくべき流れを書き出すと、上記のようになります。

4月頃から就活を始められた人は、まず自己分析をやったあとに面接を受けてみることで、「就活ってこういうものか」という理解ができると思います。

夏には、OBOG会の部分でも話した通り、業界・職種などたくさんの働き方に触れていきましょう。そうすると、秋以降には「何が自分にあっていそうか」の選択に利用できます。

1月以降は、一部選考も始まるので、興味のある企業の選考情報はキャッチしながら、第一志望の選考締切が遅いのであれば、練習として似た企業の選考に進んでいくと良いと思います。

そして3月からはほぼ全ての企業の選考が始まるので、第一志望の企業の選考に進んでいきましょう。

記事を書いたメンバー

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