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2022/02/03

トポコラム:会社説明会で聞くべき質問とは?

情報解禁前後で合同説明会や単独説明会に参加する就活生も増えてきます。

その中で必ず質疑応答の時間が設けられますが、いざその時間になると何を聞けば良いか分からない就活生も多いはず。

「こんなこと聞いたら印象悪いかな?」「自分が分からないだけかな?」という不安を少しでも減らすために、会社説明会のポイントをまとめてみました!

できるだけ単独説明会に参加しよう!

1日でたくさんの企業の説明会に参加できる合同説明会は広く情報を集めるのに有効ですが、気になる企業があればできる限り単独説明会に参加しましょう!

その理由としては、合同説明会より時間が長く取れるため、深い情報に触れることができるからです。社風ややりがい、大変なことなど、実際の社員に質問しないと分かりづらい内容を聞くことができるチャンスにもなります。

人事の視点から考えても、合同説明会のブースに足を運んだ就活生と、単独説明会に参加した就活生では熱量の違いを意識しながら話をするはずです。

また、企業によっては単独説明会に参加した記録がないと、採用試験にエントリーできない場合もありますので、気になる企業は必ず参加しておきましょう。

複数企業の単独説明会で得た情報は、企業どうしを比較して考えるための材料にもなりますので、1社に絞るのではなく複数企業の説明会に参加するのがポイントです。(合同説明会で得た情報で、同業種の複数社を比較するのはあまりおすすめできません。)

説明会に参加する際の流れ

合同説明会は、主催者によって開催情報が告知されます。「沖縄 新卒 合同説明会」などのキーワードでWeb検索すると主要な合同説明会の情報は手に入れられるはずです。

単独説明会は、新卒情報プラットフォームや各企業の採用ページに実施概要が掲載されます。そこから、気になる企業の会社説明会にエントリーしましょう。

説明会に参加する前に、企業のHPや直近のニュースリリース、パンフレットなどに目を通しておくと、説明が理解しやすく、質問の際には「HPを見たらわかるよね?」と思われるような内容を避けることができます。

この時点で、質問を複数用意しておくのがおすすめ。ゆっくり考える方が的確な質問ができますし、複数用意しておけば他の人の質問や説明会の内容と重複することを対策できます。

服装は、スーツ指定の場合、自由の場合、私服の場合など、各社によって様々です。何も記載がなければスーツが適していると思いますが、私服の場合は清潔な印象を与えられる格好で行くのが望ましいです。(合同説明会は基本的にスーツで参加しましょう!)

また、遅刻や無断欠席は厳禁です。駐車場が見つからない、渋滞に巻き込まれるなど、想定外に時間を使ってしまうこともありますので、余裕を持って行動しましょう。

どうしても時間に間に合わない、参加ができない場合は、開始時刻の前に必ず電話やメールで事情を連絡しましょう。直前であれば電話で連絡する方が、確実に状況を伝えることができます。

どんなことを聞いたらいいの?

単独説明会で知っておくべきことは、『その会社に入社して、どのように働くのか』という具体的なイメージに繋がる情報。”入社前に抱く理想のイメージ”と”入社後の実際の仕事”のギャップをなくすためにも、志望動機や会社選びにも役立ちます。

そのためにも、単独説明会では、できるだけその企業の雰囲気や社風、やりがいやリアルな事情を知ることができる質問をしましょう。(合同説明会でも、同じような軸を持ったうえで、説明会の内容をさらに深く聞ける質問をすると良いかと思います。)

また、ほとんどの説明会で説明されると思いますが、意外と就活生のみなさんが聞き漏らしているのが『その会社が誰に対して、どんな価値提供を行うのか』。「小売だから、たくさんのお客さんにものを売る」くらいの大まかな把握だと、実際の仕事とかなりギャップを感じることになってしまいこともありますので、他の企業との違いや業務の流れなど詳細まで想像しながら聞きましょう!聞いても上手く理解できない時は、質問するのも良いと思います。

質問をする際には、「所属、年次、氏名」を伝えた上で質問を続け、回答後はお礼を忘れずに伝えるのがマナー。

質問内容で不採用にすることはほとんどないかと思いますが、自社で熱意を持って働いてくれそうなイメージを持ってもらえる質問ができるとベストかと思います。

例えば、

「この仕事をやっていて辞めたいと思ったことはありますか?また、その気持ち以上に喜びややりがいを感じるのはどんなことですか?」

「これまで印象に残っている失敗の経験とそれを乗り越えた経験が知りたいです」

「働いている中で、大きなやりがいを感じたときは、どんな出来事でしょうか?」

などは、辛い経験とそれ以上にやりがいを感じられる経験の両方を聞くと、具体的な働く姿をイメージするのに役立ちますし、その会社で働く理由を考えるのに繋がります。

業務内容をもっと知りたいのであれば、

「入社後はどのような業務に携われて、その後はどのようなキャリアアップをすることができるか」

というような、入社直後と長期のどちらでも働く姿を想像できる質問は、業務内容を深く知るのに有効です。ただ「業務内容を教えてください」と質問してしまうと、自分で調べてほしいと思われてしまうので要注意です。

聞き方としては、できるだけ具体的に回答できるように、「〜〜はどう思いますか?」などの回答範囲が広すぎる形は避け、「一番〜〜なのはどんなことですか?」など具体的な質問がおすすめです。

NGな質問はどんなこと?

前提となりますが、採用ページや説明会の内容で知ることができる内容は、質疑応答で聞くのは控えましょう。

一見しっかりした内容に聞こえるので注意が必要なのが、企業理念や長期計画で”最も”と付く項目。例えば、「御社が最も大事にしていることは?」「一番力を入れている事業領域は?」など。大きな企業では、HPなどで公開されていることが多いので、準備不足な印象を与えてしまいます。

福利厚生や給与面、残業などについては、自分にとって重要かつ、どう調べても不明であれば聞いても良いですが、その際は”なぜ知りたいのか?”という理由を明確に伝えると、「休みや給料ばかり気にしているのかな?」という印象を避けることができます。

あくまで説明会はその会社を知るための場。「私の強みは〜〜だと思いますが、御社にとって求める人材とは?」など、自分のことをアピールしながらの質問は逆効果になる場合が多いので気をつけましょう。同じような意図で、奇をてらうような質問は、企業側も参加者も不快な気持ちになりますのでNGです。

まとめ

説明する人事や企業にきちんと敬意を払いつつ、「自分はこの会社で活躍できるかな?」「この会社なら前向きに頑張れるかな?」「この会社で自分は成長できるかな?」という疑問を解消するために考えられると、ほとんど問題なく質問できると思います。

そのためには、説明会の間にしっかりと自己分析に取り組んで、就活の軸や自分の持ち味を把握しておきましょう。

記事を書いたメンバー

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トポセシア

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