2021/11/12
自己分析の結果が「承認欲求」は要注意!
自己分析をしてみると、キャリアを通して得たいことや就活の軸として「承認欲求」が満たされることにたどり着く方がすごく多いように感じます。
実は、その結果は要注意なサイン!
なぜ「承認欲求」は要注意?
承認欲求は人の本能として誰もが持っているものなので、”あなた自身を深く知る”という自己分析の目的は達成できていません。
少し話が逸れてしまいますが、まだ人が狩猟していた頃はその最中に死んでしまうことが大きなリスクでしたが、次第に農作で食べ物を得るようになると”仲間外れ”が最大のリスクになっていったそうです。(*諸説あり)
そういった社会になると、他者に認められないと食べ物を得るのが難しくなるので”承認欲求”を本能として持つようになります。
今の社会も人との繋がりがとても重要なので、就活中に承認欲求を求める本能が働くのも納得するのではないでしょうか。
「承認欲求」に辿り着いてしまったら
話を自己分析に戻すと、誰もが少なからず持つ本能である「承認欲求」を満たすことを目的にすると、あなたらしい就活は難しくなってきます。
もしそんな答えに辿り着いてしまったら、少し立ち止まって「どんな人に認められたいのだろう?」「どんな形で認められたいのだろう?」と別の角度から掘り下げていき、承認欲求ではない形であなただけの就活の軸や求める姿を分析してください!
自分らしい自己分析のために
同じように「安定」や「休暇」をたどり着くことも、来月食べ物があるか分からない不安や体を休められないことは本能として避けようとしている結果かもしれません。
これも同じように、「なぜ?」や「どんな形で?」の問いから掘り下げると、自分らしさが表れた分析結果にたどり着けるはずです。
こんなふうに脳の仕組みを少しだけ気にしてみると、就活をまた違った角度から掘り下げていけるかもしれません!