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2022/08/10

トポセシア卒業生インタビュー⑧:知念雄之輔さん(23卒)

トポセシア卒業生インタビューでは、就職活動時にトポセシアを利用していた先輩に話を聞いていきます。

今回は、2023年卒でパーソルキャリア株式会社(以下、パーソルキャリア)に入社予定の知念雄之輔さんにインタビュー。

県内大手企業志望から県外のHR業界へ志望を変更しながら、自分を曲げずに就活を進めた知念さん。(*HR(Human Resources)=人的資源の略。ここでは人事支援や人的資源に関するサービスや、それを提供することで顧客の課題を解決する企業のことを指しています。)

「自己分析を徹底して、企業ごとに強み(持ち味)を合わせない」というのは、トポセシアでもよくお伝えしていますが、まさに知念さんのお話がしっくりきました。

ぜひ就活の参考にしてください!

知念さんが就活を始めたのはいつ頃ですか?

大学2年生の3月くらいだったと思います。

元々会計士や税理士の勉強をしていたのですが、会計士の受験に失敗したことで、就職活動を始めました。

会計士に似た税理士に進もうとも思いましたが、インターンを通して自分には合っていないと感じて、その他の業種を志望しました。

初めは会計士を目指していたのですね。他の業種というと?

就活を始めたての頃は、ITや通信の沖縄県内企業を見ていました。

まだ自己分析もできていなくて、見栄えで大手ばかり見ていたと思います。

もともと、いずれは沖縄に帰ろうと思っていましたし、県外就職するとなかなか帰れないだろうとも思って、県内企業を志望していました。

それがどうして県外のパーソルキャリアさんを志望する様になったのですか?

安定やお金のことばかり考えて自分のやりたいことを閉ざしていたのですが、トポセシアの寺地さんと話していく中でも「あまり大手ばかりではなく、やりたいことをした方がいい」と言われて、沖縄に縛られず県外企業も視野に入りました。

また、就活を進める中でトポセシアや他のエージェントさんなど色々な方に話を聞いていると、これからの時代は働き方が変わるし、自分で変えられる社会になると耳にすることがあって。

パーソルキャリアだと、副業や兼業も出来るし、社内で事業を起こす制度も整えられていて、柔軟な働き方に対応しています。

それなら、いずれ(仕事を辞めずに)沖縄へ帰ることもできるし、沖縄で東京と同じレベルの仕事ができるという理由でパーソルキャリアに興味を持ちました。

やりたいことを優先して考えるようになったのですね!HRの分野を選んだのはどうしてですか?

その業界を選んだのは、「人の人生の自己実現に関わりたい」という理由で、人生や自己実現と密着しているHRに関わりたいと思ったからです。

県外企業を視野に入れ始めた頃は、コンサルタント業界を目指していました。会計士を目指していたときも、最終的にはコンサルタントになりたいという気持ちからでした。色々な企業に関わることで知的好奇心が満たされそうですし、業務の難しさからやりがいも感じられそうというのが大きな理由です。

ただ、関わってみると、(ロジカルシンキングや客観的な視点が)業界の特性でもあるかもしれませんが、あまり暖かさを感じられず、自分には合わないと思いました。

それに対して、働くのが辛そうな友人がいたから、そういう状態を減らしたくてHR業界で働いているなど、HR業界には(仕事に)思いを持った人が多くて。

ロジックよりパッションで動きたい自分に合っていると感じました。

なるほど。知念さんが就活中に大事にしていたことは何ですか?

飾らないこと、合わせすぎないことを大事にしていました。

就活中は、入りたい企業につい自分を合わせがちですが、企業に合わせた強みを言ったり、嘘で繕ったりするのはつまらないと思っていて、自分の価値を価値観を曲げないと決めていました。企業に自分を合わせて入社できたとしても、後々ミスマッチになる可能性も高いと思います。

もちろん面接官の質問の意図を汲みながら答えていくのですが、企業に合わせた強みや学チカを言うことをしませんでした。

たしかに、それはトポセシアとしても就活生にお伝えしたいことです。知念さんはどんな価値観を大事にしていたんですか?

自分の価値観としては、挑戦心や裁量権を大事にしていました。

自分のやりたいことをやらないのは自分の人生じゃないと思いますし、そのためにも裁量権が必要だと思っています。

実は、一度入学した高校をやめて、一つ下の学年として別の高校に入り直した経験があります。初めに入学したのはなんとなく決めた高校で、自分には合わなくて。学力的にも高い環境ではなかったので、ここに3年間いると後悔すると思いました。

後悔するのは嫌ですし、その頃高い目標に向かって大学受験の勉強を頑張る姉を見てかっこいいと思い、親や先生の反対を押し切って別の高校に入り直したんです。

今でもその経験は後悔していませんし、これからも何かに挑戦する姿勢をずっと持っていたいと思うので、挑戦心や裁量権のある環境で働くことを大事にしています。

過去の経験から、その価値観を持っているんですね。面接中はどういう風に自分のことを伝えましたか?

就活全体を通して楽しく取り組めるように意識していて、面接でもカチカチにならないことを心がけていました。面接官は敵じゃないことを意識して、嘘をつかず自分自身をさらけ出すことで、楽しくお話しできたと思っています。

ただ、企業に自分を合わせないと決めたからこそ、面接中に齟齬が生まれてしまうこともあって。

例えば、堅い面接官だと、こちらが楽しそうに話しても雰囲気が合わないことがあります。でも、それにめげずに笑顔でいると、人によっては面接が進むにつれて笑顔になってくれることがあるんです。

そういう風に、相手に合わせすぎず面接して、それでも合わないなら自分とは合わないと割り切っていました。無理に合わせるよりも、面接中に起きたことや”違和感”を持ち帰って、なぜ合わないかを分析すると企業選びにも役立ちます。

就活中に会った人事さんから「違和感を無視するな」とアドバイスをもらったことがあります。自分が感じる違和感はこれまでの経験からきているから、言語化することが重要と教えていただきました。

知念さんの就活の中で、トポセシアはどういうふうに活かせましたか?

寺地さんと面談する中で「強みを企業に合わせない」というスタンスが自分と同じだと感じましたし、その寺地さんが仕事の中でやりたいことをやり通している姿を見て、自分が一番やりたいことができる企業に進もうと思えたのが、すごくありがたいです。

また、模擬面接イベントを通して人事さんと会えたおかげで自己分析を深められました。

その中で、自分が考える社会人の理想像と思える人事さんがいて、自分がやりたいことは間違っていないと確認できたと思います。

どちらも人と話しながら深掘りして自己分析をまとめていくスタイルで、自分と合っていました。

最後に、就活生へひとことお願いします。

就活生一人ひとりが違和感なく、選択できるような就活になると良いと思います。

一度きりの人生で仕事が楽しくないのは嫌だと思いますし、やりたいことを貫いて欲しいし、やりたいことを見つけて欲しいと思います。

そのためには、就活を急がずに休学してでもやりたいことを見つけたり、やりたいことにチャレンジしても良いと思います。

ぜひ自分の自己実現のために就活を進めてください!

記事を書いたメンバー

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トポセシア

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