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2022/04/27

サマーインターン準備でやってよかったこと、やらない方がよかったこと

こんにちは!前回、23卒として就活をしていたトポセシアインターン生が、自分の経験を踏まえてサマーインターンの意味や目的、スケジュールを紹介しました。

今回は、実際に体験してみて、サマーインターン準備でやっておいてよかったこと、やらない方がよかったこと、やっておけばよかっと思うことを解説します。

やってよかったこと

実際に23卒として半年ほど就活をしていた私が、サマーインターンの準備としてやっていてよかったと感じていることを4つ紹介します。

①いろんな会社を受けてみたこと

冒頭話したように、サマーインターンに参加する理由自体が「たくさんの働き方に出会うこと」なのですが、それとは関係なくいろいろな会社の売り上げの立て方を知れたことが、個人的には良かったと思います。

例えば、私たち就活生が当たり前のように使っているリクナビ・マイナビ。なぜ、私たちはこのようなナビ媒体を無料で利用できているのでしょうか?

その仕組みを知ると、ナビ媒体や人材系のサービスの上手な利用の仕方がわかります。

就職活動をしていく上で、いろいろな選択肢を知るために様々な企業を知ることはもちろん大切ですが、社会を知っていくため、損しないためにも、業界・業種を問わず、多様な企業のインターンに参加して良かったなと感じています。

②選考あり・なし、どちらのインターンにも参加したこと

実は、サマーインターンは、実施する企業によって選考を実施する企業と実施しない企業があります。私は、そのどちらにも参加しました。

前述したように、なるべくたくさんの企業のインターンに参加することがサマーインターンの大きな意味だと感じています。しかし、学校もあってそんなにたくさん選考に時間を割けなかったので、選考を実施しない企業のインターンに参加する必要がありました

ただ、選考ありの企業に参加したこともいい経験だったと感じています。

まず、選考官の質問のレベル感を知れるということ。インターン選考の面接では、本選考でどの企業も聞いてくるような、「強み」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」などが聞かれます

しかも、自分の回答に対して「なぜ?」「どのように?」といった、追加の質問も聞かれました。

私は、その面接があったから「自己分析のここがまだ足りていない」と気づくことができ、夏以降も自己分析を続けていくことができたと感じています。

ちなみに、大手のインターンは選考がある場合が多いので、もし私と同じように「たくさんの働き方に出会うこと」を目的にサマーインターンに参加する場合は、選考なしの中小企業のインターンにも積極的に参加する意識でいるとよいと思います。

③夏前に自己分析を始めていたこと

前述したように、インターンには選考があるものとないものがあります。

②で「インターン選考に参加したから自己分析の足りていない部分に気づけた」と話しましたが、ここまでに少し自己分析を進めていて、自己分析を元に面接で話せるよう準備していたからこそ、その先の方針を決めることができたと感じています。

ネットで調べてみると「インターンの募集が始まる頃から自己分析を始めよう」と書いてあるサイトもありますが、正直それではあまり多くの企業に応募することは難しいと思います。選考ありのインターンに参加しようと思っている人は、4月ごろから自己分析を始め、選考前の6月ぐらいから面接でよく聞かれる質問項目の答えを準備し始めるといいと思います。

④夏前にスカウトサイトに登録したこと

夏前にoffer boxやキミスカなど、いくつかのスカウトサイトに登録をしました。

スカウトサイトは、基本情報をしっかりと埋めておけば、こちらが何か特別な動きをしなくてもスカウトが来ます。

そのため、「今の時期は選考ありのインターンの募集があるのか」とか「選考ありのインターンが減ったけど選考なしのものなら参加できるな」と、時期を逃さなかったのが一つ利点だったなと感じています。

それから、いろんな業種のいろんなインターンに参加した方がいいとはいえ、全く知らない業界のインターンをわざわざ調べて、日程調整するのは結構エネルギーを使います。しかし、スカウトサイトに登録する際、「業種を絞らずにスカウトを受ける」といった項目にチェックを入れておくだけで、いろんな企業からのスカウトを受け取ることができます。

実際、私もそれで教育系の企業や建設系の企業のインターンに参加しました。

やらない方がよかったこと

逆に、やらない方がよかった…と後悔していることもいくつかあります。

皆さんには同じ後悔をしてもらいたくないので、これも共有しますね。

①なんとなく参加する

ただ参加しただけでは業界や企業理解に繋がらないことが多かったですし、仮に理解できたとしても、また別の企業を見ているうちに、自分にとって魅力的に感じた企業や魅力的に感じた部分がだんだんわからなくなってきます。

なので、私は秋頃から、インターンに参加する企業やOBOG訪問する企業は企業分析シートを用いて事前準備と目標立て、事後の振り返りを行っていました。

企業分析シートの内容と使い方は以前コラムで書いているので、良かったら使ってみてください!

・事前にネットで調べればわかることを調べておく
・今回のインターンで知りたいことや達成したいことを目標として立てる
・インターン後、新しくわかったことや目標が達成できたかを振り返る
ということを夏にできていなかったことは、後悔の一つです。

②「成長」を求めて企業やプログラムを選ぶ

特に選考ありのインターンの募集文言に多いのが「成長できる」というもの。

確かに、普段は関わらないような様々なバックグラウンドを持つ学生と関わり合いながら何かに集中して取り組むことで成長に繋がったと思うインターンプログラムもありました。

その反面でこの形式のプログラムは、1番の目的である業界理解・企業理解が得られないものも多かったように感じています。

具体的に言うと「結局実務でどういうことをやるんだろう?」と思うことや「社員さんの話が聞きたかったのに、学生同士のグループワーク中心で全然企業理解に繋がらなかった」と感じることも多かったです。(私の汲み取り力の問題かも知れません)

それに、結局インターンはインターンなので、プログラム自体は長くても3日程度。それより、学生団体や長期インターンで長期的に行動していく方が成長にはつながるような気がしました。

インターンに参加する目的次第ではありますが、少なくとも「成長」だけを求めてインターンに参加するのは間違っていたな、と思います。

やったほうがよかったこと

また、以下は「もしできていたらよりよい夏の時期になったのかも」と感じていることです。余力のある人は、参考にしてみてください。

①実務型・オフラインのインターンにもっと参加したかった

23卒として就活をしていた頃(2021年の夏)は、インターンをオンラインで実施する企業も多く、また、対面で実施する予定だった企業も直前にオンラインに切り替えるなどしていました。

また、そのせいもあってか、どちらかと言うとグループディスカッションやグループワーク系のインターンが多く、実務の想像がしにくいプログラムも多かったです。やはり、オンライン・グループワーク型のインターンだと、会社の雰囲気や自分が働いているイメージがしづらかった感覚が強いように感じました。

もしかしたら、探していなかっただけ・うまく見つけられなかっただけかも知れないので、もっと探しておけば良かったなと公開しています。

②提出したESの内容を残す癖をつけておけば良かった

これは選考ありのインターンについてですが、提出したESの記録を残す癖をもっとつけておけば良かったです。

ESが通過すれば、グループディスカッション、面接と選考が進んでいくことが多かったのですが、夏の時期は自己分析がまだ定まっていなかったため、書き換えたりする機会が多く、「この企業のESの長所の欄って、何書いたっけ」となっていました。

もちろん違うことを言っても構わないと思うのですが、選考官も事前にESには目を通してから面接にきているはずなので「ESで書いたこととは違うんですが…」と挟めた方がいいコミュニケーションになるし、何より面接をしていて少しは気が楽だったのでは…と感じています。

これは本選考にも通ずることだと思うので、そういう癖づけが最初からできていればもっと良かったかなと思います。

最後に

上記はあくまでも、個人的にやってよかったと思うこと・やらない方がよかったと思うことです。

新卒の就職活動は一度きり。

「こんなことしてみたらいいんじゃないか」という挑戦は、ぜひ積極的にやってみてください!

また、本記事は事柄別にやってよかったことなどをまとめていきましたが、「いつの時期に何をしたらいいかを知りたい!」という人は、サマーインターンの準備時期をまとめた記事もあるので、そちらをチェックしてみてください!

記事を書いたメンバー

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トポセシア

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